
Teltonika Networksは、産業・エンタープライズ向けルーター「RUTXシリーズ」のEOL(End of Life:製品ライフサイクル終了)を発表しました。今回のEOLは、RUTXシリーズに採用されているQualcomm製CPUプラットフォームの生産終了に伴うものです。
現在稼働中のRUTXシリーズが直ちに使用できなくなるものではございません。メーカーのEOLポリシーに基づき、所定の期間、ソフトウェアアップデートおよびサポートは継続されます。
EOLスケジュール
対象となるRUTXシリーズのスケジュールは次のとおりです。
| 項目/ITEM | 日付/DATE |
| EOLアナウンス | 2026年8月3日 |
| 受注終了日 | 2027年2月3日 |
| 当社受注締切日 | 2027年1月20日 |
| 生産終了日 | 2027年8月3日 |
| サポート終了日 | 2032年8月3日 |
生産終了後24か月間は、セキュリティアップデートおよび不具合修正が提供されます。
その後36か月間は、重大なセキュリティアップデートとベストエフォートによるカスタマーサポートが継続される予定です。
対象製品と後継機種
メーカーから案内されている後継機種は次のとおりです。
| EOL対象製品/DEVICE | 推奨後継機種/REPLACEMENT |
| RUTX08 | RUTM08 |
| RUTX09 | RUTM09 |
| RUTX10 | RUTM10 |
| RUTX11 | RUTM11、RUTM16、RUTC16 |
| RUTX12 | RUTC42、RUTM52、RUTM56 |
| RUTX14 | RUTM50、RUTM54 |
| RUTX50 | RUTM50、RUTC50 |
※上記はTeltonika Networksがグローバル向けに発表したRUTXシリーズ全製品の情報です。
当社が日本国内で販売している対象製品は、RUTX08およびRUTX10です。
RUTX08/RUTX10をご利用のお客さまへ
国内販売製品の主な後継機種は、次のとおりです。
RUTX08からの移行
- 後継機種として「RUTM08」が案内されています。
- RUTM08は、4ポートのGigabit Ethernet、VLAN、各種VPN、産業用通信プロトコル、Teltonika RMSによるリモート管理に対応した産業用有線ルーターです。
RUTX10からの移行
- 後継機種として「RUTM10」が案内されています。
- RUTM10は、4ポートのGigabit Ethernetに加え、デュアルバンドWi-Fi 5、Wi-Fiメッシュ、各種VPNおよび産業用通信プロトコルに対応しています。
後継機種選定時の注意事項
RUTM08およびRUTM10は、RUTX08/RUTX10の主なネットワーク機能を引き継ぐ後継機種ですが、CPUアーキテクチャやVPN性能、Bluetooth LEの対応状況など、一部の仕様が異なります。
既存システムから移行する際は、次の項目をご確認ください。
- EthernetおよびWi-Fi構成
- VPNの種類と必要なスループット
- Bluetooth LEの使用有無
- I/Oや産業用通信プロトコルの利用状況
- RutOSの設定および追加パッケージ
- 使用地域における認証・通信仕様
既存構成や用途によって最適な後継機種が異なる場合があります。新規導入、増設、長期供給案件およびRUTXシリーズからの移行については、当社までお問い合わせください。国内での販売条件、在庫、納期についても個別にご案内いたします。
対象製品および代替え候補製品の比較表となります。参考情報として、ご案内いたします。
| シリーズ | RUTX | RUTM | RUTC |
| RAM | 256 MB | 256 MB | 1 GB |
| Flash | 256 MB | 256 MB | 8 GB |
| SoC/アーキテクチャ | Quad Core ARM A7 717MHz | Dual Core MIPS 880MHz | Dual Core ARM A53 1,3GHz |
| WireGuard speed | 389 Mbps | 232 Mbps | 616 Mbps |
| OpenVPN speed | 15 Mbps | 12 Mbps | 44 Mbps |
| IPsec | 89 Mbps | 32 Mbps | 729 Mbps |
| BLE | Yes | No | No |
| Wi-Fi | 5 (802.11b/g/n/ac) | 5 (802.11b/g/n/ac) | 6 (802.11b/g/n/ac/ax) |
