
Edge2Cloud(E2C)は、ロバステルの「RobustOS」オペレーティングシステム内で実行可能なソフトウェアアプリケーションで、ハードウェアとソフトウェアの両面からIoTゲートウェイ機能を提供します。ロバステルは長年にわたりModbusなどのレガシーな産業用プロトコルや機器をクラウド上のアプリケーションサーバに接続するためのカスタムアプリケーションを多数作成してきました。
2021年時点で最も一般的な例は、Modbus(RTUまたはTCP)データをエッジからMS AzureやAmazon AWSのようなクラウドサービスにアップロードすることです。E2Cは、このような要件をロバステルのゲートウェイに簡単に実装できるフレームワークを提供しています。

Edge2Cloud for IoTアプリケーションの特長と利点
産業用デバイス(Modbus / OPC UA / Siemens S7など)をエッジ側のソフトウェア開発なしでクラウドに接続可能。シンプルで低コストなソリューションにより、追加の組み込みPCを不要にし、制御盤のサイズを削減することでコストを大幅に削減可能。R1520 Global(ゲートウェイ)に使用した場合、グローバル認証済みのオールインワンソリューションを提供。地域ごとのバリエーションは不要。E2Cは、ロバステルの廉価な「Lite Industrial」シリーズであるR152x上で動作し、大量導入に最適な非常にコスト効率の高いソリューションを提供。E2Cは、1台のゲートウェイで複数の産業用プロトコルを集約し、単一のクラウド接続でデータ送信が可能。E2Cは、Linuxベースの「RobustOS」オペレーティングシステム上で動作。ロバステルが独自に開発・管理しており優れた技術サポートとカスタマイズ性を提供。
Edge2Cloud(E2C)はどのように機能するのか?
E2Cは、ロバステル社製ゲートウェイ上で動作する3つのソフトウェア層から構成されています。
下図は、E2Cの基本構造を示しており、以下の要素から成り立っています:

- 「Southboundアプリ」:RS232、RS485、Bluetooth、Ethernetなどを介して、産業用プロトコルやセンサーと通信する役割を担います。
- 「Northboundアプリ」:クラウドサービスや、顧客のアプリケーションで要求されるプロトコルに応じて、データを送信します。
- 「Broker(ブローカー)」:SouthboundアプリとNorthboundアプリの中間に位置し、両者を分離(デカップリング)して多様な種類のデータや宛先間での「任意対任意(any to any)」の通信パスを提供します。
※ここで言う「Broker」は、MQTTのブローカーとは異なり、E2C内部アーキテクチャに特化したものである点に注意してください。

Edge2Cloudのご紹介ビデオ
Edge2Cloudのはじめ方
Edge2Cloudは、R152x、R211x、およびR3000シリーズのルータ向けに提供されている無料のアプリケーションです。
下記弊社公式ECサイトよりR1520をご購入いただければ、すぐにご利用いただけます。


